2025年5月14日(水)
NeCoNoteの設計思想 #■子猫の手 SNSが当たり前になった昨今ですが、自分は自作プログラムである子猫の手[NeCoNote:Network Communication Note]を主に使ってインターネット発信しています。
インターネットに上げた情報は、見直して編集しなければならないというのが、NeCoNoteの設計思想です。もう25年もやってます。
SNSは便利ですが、次の短所があります。
・一旦上げた内容を校正しづらい。
・長文には不適当である。
・双方向性が強過ぎて、炎上しやすい。
自分の意見を主張・発信し続けていくには、SNSを使い始めから不適当と判断していました。
合気道の一番弟子にもしばしば指摘されますが、「ブログを変更しないで下さいよ」と色んな人からも言われます。
四六時中、ブログも編集していますので、読み返してみて下さい。当サイトは、頻繁に更新しています。
編集は、訂正・修正・追加・削除に渡りますが、公共の場に発信するには必要不可欠な作業と考えています。逆に、今のSNSやニュースは、言いっぱなしで深みがなく、言葉足らずで不信感しか抱きません。
また、個人でかなり少数にはなりますが、写真・文章の掲載許可を貰っていても相手が忘れてしまい気狂いのように文句をつけてくる人や、表現の自由を侵害してくる人もいます。そんな時は、削除して、なるべくその人とはお付き合いしません。
確かに、一旦発信したものは瞬く間に広がり、デジタルタトゥーとしてずっと残る危険性があります。
自分は、最初の発信の際に、かなり熟慮して発信しています。インターネット発信30年やってきた並々ならぬ経験もあります。
なお、『アーカイブ』は、情報蓄積の観点から、編集せずに固定して保存していく概念です。
『SNS』は、最新情報に重きを置き、古い情報は消えていくという思想からできています。しかし、実際には古い情報は留まり変更されず、足枷になっているのです。
そして、『ホームページ(Webページ)』は、発信者が主体となって作り上げていくものです。ホームページ内で炎上する機能はいりません。他での炎上は仕方がありませんが。必要最低限のやり取りができる機能で、十分なのです。
情報を大切にして育てていくのなら、『朝過夕改』の姿勢こそ、必須です。自問自答を繰り返す作業があってこそ、本質に辿り着けるものです。
「Simple is best」をいつも自分に言い聞かせて、活動しています。
P.S. 実は、色々な機能を開発した時期があります。#ハッシュタグ機能も開発しましたが、目立ちや遊びに使われることも多くなり、分類の意味が薄れたので、組み込みをやめました。
また、『子猫の手』はスマホ色が強く、前身の『猫の手』はA4サイズ縦印刷を意識したパソコン仕様で、豊富なパレットがありましたが、スマホとパソコンを両立させることは難しく、これを放棄しました。文字色も太字も、HTML表示のコピー&ペーストも。つまり、先祖返りで、修飾無しの平文の世界です。
案外、情報発信には心地良いことに気付きました。
P.S.2 けれども、平文は読みにくいものです。なので、自分なりに簡単なルールを設けています。
・句読点を多用する。
・改行、1行空け改行、2行空け改行、3行空け改行
・[別名][ふりがな][リンク先名]
・「会話」「強調文章」
・『強調単語』
・<引用単語>
・【見出し】
・項目⬛︎⚫︎・
・// コメント
・区切り線
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操作などの説明
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・P.S. 本文から離れた内容や後日談。P.S.を増やす場合、通し番号を付ける。
P.S.3 「Simple is best」が座右の銘の一つになったのは、合気道部1年生の夏合宿において、食事主将に任じられて、毎食前に先輩の部屋でやった一芸に由来します。
決して芸達者ではない自分でしたが、真剣に考えればアイデアが生まれてくるものですね。
同期の女子4名のモノマネ。3人目までやって「それで?」と不評な様子。最後4人目にM島を持ってきて、黙って立って、タイミングを見計らい首を少しだけ傾けて微笑みました🙂
1回限りの芸でしたが、K田先輩からは「これだよ🤣」と。当時、M島は、先輩方からも不思議な女子であり、ほとんど動かないのに十分表現できたことが、感動に繋がりました。
暑中見舞いハガキでは、M浦先輩からありがたい長文を頂き、そこに書かれていたのが「Simple is best」の賛辞でした。古き良き時代の思い出話です。
きっと、M島もこのブログを読んで、笑っていることと思います😁