ガレコレ
Garage Collection
 
2022年7月19日(火)
同情するが、犯罪は償いなさい。 #政治・経済

 安倍晋三元首相銃撃事件の犯人の生い立ちを、知れば知るほど同情します。同情するなと言うのは無理。旧統一教会は酷い集団です。大学時代、キャンパス内で原理研が活動していたのを思い出します。

 しかし、犯罪は犯罪として裁かなければなりません。元首相殺害の社会的影響は非常に大きく、選挙戦や警備の在り方も問われ、自作の銃は模倣の可能性が高いと考えられます。爆弾や毒ガスを使わなかった点は、冷静だったと評価します。情状酌量の余地はあるとは思えませんが、公正な裁判を望みます。ましてや、死人に口なし、勾留中の死去はあってはなりません。

 犯人は、恨みだけで敵討ちに及んだのではないと思いたいです。母親の救済ため、旧統一教会を潰さなければならないという一念が、そうさせたと思いたいです。ちなみに、犯人をマザコンと茶化すことは、飛躍的悪意であり、もう人ではありません。

「自分の死を恐れぬ者が、最も強い。だが、正常を気取る社会の眼は、その存在を許さない。」

 この事件はここまでにして、見守っていこうと思います。



P.S. 中学の学園祭において、地元の一揆を題材にした演劇でW主演を務めたことがあります。3年に1度の学園祭で、演劇は2年生の自分の他は全員3年生で、何故、F先生から推挙されたのか分かりません。のちに大学時代に、チンチン電車でいっしょになり、当時のことを憶えておられましたが、聞けず終いでした。

[漁民義人塚]※知らなかった。
https://www.jalan.net/kankou/spt_16203af2170017899/

 佐賀野屋九右衛門(自分の役)と嵐四郎兵衛[四歩市屋四郎兵衛]が、加賀藩の奉行所に直訴し、願いは届くが打ち首になるという話。(バンドリ一揆)

 毎回同じ題材らしく、観客席から「また同じかよ」と聴こえてきましたが、構いません。郷土の実話を演じることに意義があります。

 家を立つ夜、おっ母(T先輩)を抱きしめるクライマックスは、忘れられません。「死罪が分かっていて、もう二度と会えない、おっ母すまない、ありがとう、怖い」の走馬灯でした。あえて『使命感』は考えませんでした。ちゃんと演技に反映されていたかは分かりませんが。

 最後の最後に、お代官様の白塗り顔に、全部持ってかれました😅 まさに主役喰い。

 今も昔も、大義はあっても、社会動乱は裁かれねばならないということです。
 
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