2022年7月8日(金)
安倍晋三元総理は、単なるゲームの標的か? P.S. 宗教団体への恨みでお門違い? P.S.2 関係があった。 #政治・経済P.S. 動機は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への恨みと報道があった。お門違いで、訳が分からない。自民党に、同情票が集まることになった。
警備は、奈良県警。組織的警備が確認できず、個人的資質も無い。本当のテロだったら、複数人だったら、全滅していた。今後の国政選挙は、国際テロの標的となりうる。
P.S.2
関係があったんですね。知りませんでした。後日のブログにて述べました。
http://neconote.jp/blog.php?date=1658156400==
動機について「安倍元首相の政治信条に対する恨みではない」と話しているとあるが、陰謀説は考えにくく、単なるゲームなのか? もしそうならば、潜在的模倣犯予備軍は無数にいることになる。恐ろしいことだ。自分も身の回りの品々で、爆弾や毒ガスを作る知識は持ち合わせているが、使うのは間違っていると心に刻んでいる。
かつ、日本のSPのレベルの低さを露呈した。犯人は、現場を観察して、やれると分かったのだろう。判別しやすい不審人物なんて、存在しない。巻き添いが出なかったのが幸いだった。
武器を持てば、人を殺めることはたやすい。犯人は、ある程度の達成感は得たものの、拍子抜けしているに違いない。当たり前だ、簡単な行動を実施したに過ぎない。犯人には、殺人捜査に切り替わったこと以外、外の情報を一切与えてはならない。騒げば、犯人の喜びを増長させるだけだ。
安倍晋三元総理に対しては、全くいい印象がなく、幾つかの政治的決断も本当にあれで良かったのだろうかと、リアルタイムで同時代を生きてきてそう思う。
アベノミクスは、周りから煽てられた幼稚な経済論であり、プラットフォームにはならない。働き方改革関連法は、企業側の理論を隠しながら悪意をもって抜け道を用意したもので、労働者のやる気を削ぐものである。北朝鮮による日本人拉致問題の解決が進展せず、北朝鮮を野放しにして強靭な武力国家に育てたのは、無能で無責任の極みであり、総理の座に長く居座り続けたのは罪に値する。プーチンとの異常とも思えた親密な付き合い方も、ウクライナ侵略をみれば、誤りだったことは明らかである。彼の功績は、新型コロナウイルス対策への注意喚起に繋がったアベノマスクぐらいだ。すべて、砂上の楼閣である。
『美しい国』の響きは、いかにも上から目線で、民衆の感覚から大きくずれている。昭和後期のアンソロジーの一つに過ぎないが、自分は「いい実りが期待できる国になり、そのために汗をかくことを惜しまない人になりたい」と思っている。無駄汗の多い年月であったと、自身反省している。
「民主主義の根幹たる選挙が行われている中、安倍元総理の命を奪った卑劣な蛮行が行われた」との口を揃えた現政治家たちの発言に、立場上それ以外の言葉は炎上するだけだが、意図的に問題をすり替えられた感じを覚えるのは自分だけか? 所詮、議論内容より選挙に勝った人数が大事なんだろう。日本の民主主義の根を腐らせた直近の政治家が誰か言ってみろ! 犯人は、そんなことすら考えちゃいない。
あえてお悔やみは申し上げない。美化も無用。『忖度』の本来の意味を通り越して、むしろ『パワーハラスメント』と何故言わない。人の心を歪ませ、あがなった者を苦しませ、この日本をダメにしたことを忘れない。バチが当たったと思うことにする。今回の殺人事件は犯人の動機がどうであれ、日本の歴史の大転換点になる。皆が彼の死を乗り越えるなら、いい方向に進みたい。
P.S. 今回の参議院選挙は、落としどころに迷っており、未だ不在者投票に行っていない。この殺人事件がきっかけで、投票したい立候補者・政党が無いなら、白票で構わないと悟った。
P.S.1-2 自民党が圧勝になるだろう。迷いに迷った末、白票はやめた。
P.S.2 昭和天皇が崩御された時、自分もそう思ったが、お年寄りが「やっと昭和が終わった」と呟かれたのが印象的だった。激動の昭和と呼ばれることになる。安倍晋三に振り回された時代が終わり、不謹慎だが、少しホッとしている自分がいる。停滞の平成・令和。彼は藍より出し最後の青色であり、彼以上の人物は、そこからはもう出てこないだろう。
P.S.3 政治家の暗殺を描いた日本映画といえば、沢田研二主演の『ときめきに死す(1984)』を思い出す。テレビ放送で一度しか観ていないが、当時、これが表に出せない日本の現実かと思った。今回の事件とはダブらないが、思い出したので余談まで。