2020年7月13日(月)
東京都は、東京オリンピックが足枷に #政治・経済

　まずは、東京都およびその周辺の住民の方々に、ご愁傷申し上げます。

　東京都や日本国政府と住民の感覚に、ずれが生じています。すべては、東京オリンピック開催のため、無謀を承知で、小さいイベントで実験しています。実験と言ったのは、そのレベルでしかない行動だからです。

　「withコロナ時代」と言っておきながら、これまでと変わりなく、世界的な大イベントを実行しようとしているのですから、矛盾を孕んでいます。

　東京オリンピックは、2021年7月23日(金)～8月8日(日)の17日間となっています。直前の合宿期間も考えると、開催期間中に重大局面が起きる可能性があります。開催するとしても、期間の短縮が必須です。また、選手や関係者に感染者が出た場合の対処を、先に明示するべきです。

　この期に及んで、東京オリンピックの中止に迷っているようでは、日本の明日はありません。どこかの国の顔色を窺っているのですか？　真綿で首を絞められている状態も、長く続けば死に至ります。選手および経済を鑑みれば、次の手を考えるのが当然です。


P.S.ガレコレも、小さなイベントを行っている個人事業所です。幾度もイベント中止を決断してきました。現在、新型コロナウイルスの影響で、イベントは先送りにしています。

　重大局面を引き出す可能性が高い大イベントは、実行不可能です。いろんな人が大勢集まるところでは、感染対策は気休めに過ぎません。