2017年4月22日(土)
CÓRDOBA コルドバのCD #本・音楽・映像 ガレコレの整理整頓も、GW直前とあって、急ピッチに進めている。
今回も、バッサリ、古い本を処分しようと、パンドラの箱を開けてみている。
すると、懐かしいCDが出てきた。CDのタイトルは、CÓRDOBAとある。1999年、スペインで学会発表した際、休日にグラナダまで足を伸ばして、アルハンブラ宮殿などを観光してきた時のお土産である。
Windows10では、プログラムが動かないが、GIFファイルとWAVファイルを開いてみると、今の建築物にかつての鮮やかな色を重ね合わせてみるという、結構凝った作りで面白い。
学会発表のパワーポイントと原稿は、成田空港を飛び立つときにはまだ完成しておらず、飛行機内で英文原稿を、学会が開催されるホテルでパワーポイントを完成させたという慌ただしさ。メンバーの中で、一番ペーペーだったから、スペインへ出張には行かせて貰えないだろうと高を括っていたら、発表者なら連れて行って貰えるということで、辛うじて間に合わせたのだ。
英語が身に付いていない自分だが、発表と質疑応答(想定していた質問)を無難にこなした。ところが、この気の抜けたところに、司会者が「次の発表者の準備が整わないので、先ほどの発表について質問は無いですか?」と言う。さすがというか、海外の学会では、パッと質問が出るんだよね。何となく、川越しでこの工法は使えるのかと言っているような感じだが、本当のところ何て言っているのか分からない。チームリーダーY氏の助け舟に、救われました。
グラナダでは、現地に住む日本人女性ガイドを雇いました。英語が全く通じないし、地元ガイドと一緒でないとアルハンブラ宮殿に入れないと言うから。名物ガイドらしく、やたらいろんな男性が声を掛けてくる。情事的な会話も通訳してくれるので、心から楽しめた。いい思い出である。
P.S. のちに、鞆の浦[とものうら]@広島県福山市の細い路地を歩いた時に、グラナダ市街地の可愛らしい小道と同じ感覚で、面白いと思った。
P.S.2 巨大なキリストの像があるブラジルのリオデジャネイロの『コルコバードの丘 [Corcovado]』を『コルドバの丘』と誤って覚えてしまっている。どうしてだろう?インターネット上でも同様な方がおられる。