2016年12月15日(木)
領土問題 #政治・経済 領土問題は、どの国でも譲れないものである。譲れば、弱い国と見下げられ、さらに付け入れられる隙を見せることになるだろう。
古来、領土とは、武力により先住民を排他し、住んだ者勝ちである。北方領土においても、終戦のどさくさであろうが、それが当てはまる。終戦以降、長年住んできたロシア住民にとっては、何で出ていかなければいけないのか意味不明だろう。
今となっては、最初から話にならないのだ。ロシアと日本の政治家のパフォーマンスに、上手いこと踊らされているに過ぎない。
隣人とは、節度をもって付き合わなければいけない。隣接した二国間による共同開発など、大々的にやってはいけない。歴史から学べば成功した例はなく、いざこざの火種に成りかねない。
北方領土に関しては、永遠に主権を主張していくが、日本からは手を出さないという間合いでいることが、国家としての落としどころであろう。
まあ、こういう考え方では政治家失格なんだろうが、政治家が出しゃばって戦争が起きるもんだ。
強力な指導者は、必ず晩年に失策に溺れる。引き際と後継者が大事である。これも歴史が証明している。その時に、国がどうなるかは、神のさじ加減でいろんな結末があるのだが。