ガレコレ
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2015年4月26日(日)
奈半利町議員選挙が終わりました。 #政治・経済

 定数10のところ、12人が立候補して、選挙戦が繰り広げられました。

 結果は、自分が押している方々が落選となりました。下馬評通りといったところです。特長のあるお二人なので、勿体ないですね。

 無効票の30票も、虚しいなあ。

 自分は48歳になりましたが、子育て世代からの立候補が皆無なのも、いかんなあと感じております。

 高知県民はギャンブル好きな方々が多いと思うのですが、こと政治となると現状維持の力場となり、誰それに賭けてみようかという機運がみられないような気がします。立候補者も、『土佐の大風呂敷』をタンスの奥にしまってしまったのでしょうか。

 一貫性のある『土佐の大風呂敷』が必要だと感じています。経験から来ていない御託を並べても、熱意は感じられません。固まった鉄を価値あるものにしたいならば、熔かして、鍛えて、磨かなければいけません。大風呂敷の中身が、価値があっても原石そのままだったとしたら、大多数の人は興味を示してくれないでしょう。選挙というものは、そういう類のものと思いませんか。

 有権者数2,950人の小さな町ならば、そもそも議員はいらないと考えています。民主政治を否定するのかと言われそうですが、小さい自治体だからこそ、面倒と思わずに、小さな意見ごとに対応するほうが適しています。議会ではなく、委員会対行政を強調したと言えば、ご理解も頂けるのではと思います。そして、逆手に言えば、全員参加の大きいこともできる規模です。

 慣れない内は発散するでしょうが、小さなリーダーシップを張れる人の芽が出てくるでしょう。「この指とまれ」って、自ら声を上げることを忘れていませんか。一回でやり遂げれなくても、全く問題ありません。何度でも、色を変えて試行錯誤しなければ、本質が見えてきません。少なくとも、自分はそうやって育ててもらったので、今があると思っています。
 
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