2015年1月17日(土)
阪神・淡路大震災から20年 #◎気象・災害 あの時、トドロは、出向先の研究所のテレビで、知ることとなった。大阪に出張している方もおられ、実家が被害に遭われた方もおられた。
あれから20年も経ったような気がしない。ついこの間のような感じである。若い世代は、全く知らないということか。トドロは戦争を経験していないが、経験した人とそうでない人の差は、こういうことかと実感する。
来るべき関東大地震に、日本はまったく正面から見ようとしていない。今のままでは、震災が発生したと同時に、日本は立ち直れない状態に陥ってしまう。被害者が出てしまうのは致し方ない。要は、一つの災害で、国家の致命傷となるリソース配置を改める必要がある。
本人の住みたいところに住めばいいじゃないかと言うが、ほとんどの人は、無理強いして都会に住まわされているに過ぎない。
地方では、頭数が足りなくて、商売が成り立たないのも事実である。一気に移住されても対応できないのだが、年に何千人受け入れるということを続けていく政策がほしい。
地方では、社会的インフラが欠如していることで、事を起こしにくい状況にもなっている。例えば、飲食店を新築しようとすると、合併浄化槽の設置だけで一千万円超えするというから、下水道に配管すれば済む街では考えられない金額であろう。
もちろん、高知県も、南海大地震に曝されることになる。昨今、津波避難タワーが急速に設置されているが、これも補助金の関係だろう。整備する順番が逆転しているのだが、あまり突っ込むことはしまい。狭い路地にそびえ立つ巨大な電柱。時代に、逆行していると思うのだが、電柱の取り換え工事が行われている。