ガレコレ
Garage Collection
 
2015年1月5日(月)
昨年12月28日の奈半利の停電は原因不明 #◎気象・災害

 昨年12月28日の朝と昼に2回の停電がありましたが、原因不明ということだけで、その後の進捗状況が掴めないので、四国電力安芸営業所に訪問して尋ねてみました。

 まず、12月31日の瞬電は、高圧電線に降り積もった雪の落下によるものと断定したそうです。雪のあまり降らない四国では、対応できていないんですね。

 そして、肝心の12月28日の停電は、やはり原因不明と言うことです。電線に触れた飛来物が、自然に取り除かれたケースが考えられますが、推測の域であり、原因不明扱いと言うことです。今日から電線機器の点検を実施しているそうです。黄色のカバーしてある部分がそうなのかな。

 ガレコレの被害は、30分間掛けて作成したデータが送信エラーになって消し飛んだぐらい。運が悪い。いや、機器の故障がなかったようなので、運が良いとすべきか。被害要求できても、1,000円と言ったところ。担当者が、被害もなくと発したので、いやありましたよと言うと、あれこれと繕っておられた。

 高知新聞1月1日朝刊では、大みそかの瞬電について、「大きな影響があったとの情報は入っていないという。」という一節があるが、新聞の記述が正確であれば、電力会社の考え方は逆である。「医療や工場など、大きな影響がありそうなところに確認させてもらいましたが、今のところ大事には至っていないようです。」が、正しい姿勢ですね。

 さて、話は飛躍するやもしれませんが、四国電力の伊方原子力発電所の再開に置き換えてみましょう。原子炉内の水や電源供給が無くなると、致命的であることは、専門家以外の一般人も知るところとなりました。原因不明のトラブルなんていっぱいあります。原因不明で、片付けるしかないのです。それが、根本的な原因であっても、人間には見つけられないことが多々あります。また、値が想定外であれば、分かっていても、対処できていないのです。

 暴走したら止めることが極めて難しいエネルギー供給システムなど、端っから利用してはいけません。臨界という次元を安易に考えていませんか。山の細い尾根にいるようなもので、ちょっとしたことで足元を滑らせたら、奈落に転落してしまいます。

 そして、福島の被害額と復興額を電力料金に上乗せしたら、とんでもない金額になります。安い電力と言っているのは、一部の人の都合による誤魔化しに過ぎません。断言できます。


P.S. 一か月後に、原因不明が覆っているか、どんな作業があったのか追及します。


P.S.2 ケーズデンキ安芸店で、無停電電源装置 UPS [Uninterruptible Power Supply]を探してみると、OMRON BY35Sが、19,048円(税別)で2つ並べてあった。複数台のPCにも対応できる小型・正弦波出力UPS。出力容量350VA/210W。バッテリー交換可能で、寿命4~5年。

 パソコン屋としては必需品であるが、高値の花である。いや、奈半利町に来てから、落雷や停電で、何台機器を壊しているか、データを失っているかを考えると、今度の収入で絶対に購入しよう。今後購入するであろう液晶テレビにも繋げてあげたい。容量はこれでいいのかなあ。


P.S.3 トドロも、小学生の時代から学校教育で、核の平和利用、原発ありきと洗脳されてきましたが、捻くれ者だったのでその考えに馴染めず、福島の原発事故で完全に目が覚めました。


P.S.4 日本は、原発を持っていないと、他のエネルギー交渉で、高いものを買わされるという考え方があります。単純に、そう言い切れるものではないでしょう。そして、未だに根強くある核武装論ですが、そのために原発は必須という考え。原発および原爆は、諸刃の剣であることを認識した上での発言なのか?
http://www.omron.co.jp/ese/ups/product/by35-120s/by35-120s.html
 
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