ガレコレ
Garage Collection
 
2014年4月28日(月)
猫ちゃん達の餌 #生き物

 買い置きしてあったキャット・ドライフードが無くなって、先週から新しく買ってきたのをやっていた。

 何でかあまり食べない。よく見ると、四角のミルク粒が入ってないではないか。パッケージからも、ミルク粒が消えており、『新おいしさアップ成分』とちょろっと記載が増えている。パッケージの容姿はほぼ同じなので、普通気づかない。よっぽど後ろめたいんだね。

 試しに、マルナカでKal Kanの旧パッケージ(同じかつおと野菜味)がまだ売っていたので、どちらも新規に並べて与えると、予想通り、旧の方に飛び付く。明らかにミルク粒の効果である。他社の商品との差別化であり、売りのミルク粒を無くしておいて、同じパッケージとは、ここまでいくと、こりゃ詐欺やなあ。いくら消費税や原材料が上がったからと言って、やっていいことと悪いことがある。店頭にあるドライ・フードをすべて試して、ようやくKal Kanに辿り着いたのに、他社の商品とおそらく同レベルになってしまっては、これからどうすればいいのやら。子猫用には、ミルク粒が入っており、成猫用は2kgと同じ値段で1.6kg。現実的では無いような感じがする。ああ、そうか、こいつらは5月で満1歳か、それでミルク粒が有効なのか。添加用に、ミルク粒だけでも販売してくれないかなあ。

 Kal Kanだけのことではない。値段も上がって質が落ちるとは、安倍晋三さん、日本が目指してきたことを、根底から崩していることを、もっと実感して、次のアクションを起こさないと、そう遠くない先に日本は沈没しまっせ。アベノミクスなんて、所詮数字のマジックなんだから。牽引役の大企業が役目を果たさないと、物価を釣り上げただけに終わってしまうのは、言うまでもない。こちらも、そう時間の猶予はない。トドロなら、デフレ脱却に、こんな下衆な手法は使わない。

 それにしても、食品では、小麦関連商品が、異常に高価なっている。イオンのトップバリューは、食パンでも明白なように、その多くは安かろう悪かろうの典型的な例である。

 一人暮らしなので、あまり意識してなかったけど、こりゃ節制しないとダメだと、この4月の一か月間で答えが出た。それでも、外食はかなり控えて、弁当も少なかった。全部、自炊に切り替えるには、無理があるなあ。学生時代には、1週間を千円ちょいで凌げると自慢していたこともあったが、それも1パック3円タマゴなどがあってのこと。高知では物価が高く、身を切った価格の食材などあらへん。そりゃー運賃が掛かっているからね。安い地場産品や半額の見切り品は、売り切れで入手できないこともしばしば。都会で袋詰め放題の激安売りは、地方には無く、地方の犠牲によって成り立っていることをよくよく見つめてほしい。必要なものを必要なだけという規範を外れると、ろくなことが待っていない。


P.S. キャット・フードの原産国は、タイなんだね。

P.S.2 マースジャパンのお客様相談室(03-5434-3434)に問い合わせてみても、猫の好みに寄りますねえと、通り一遍の答えしか返ってこなかった。新おいしさアップ成分の効果については、返答の雰囲気から、怪しさが伝わってきた。おそらく、パッケージに文字を乗っけただけと推測できる。埒があかないので、餌を切り替えるしかないと伝えて、電話を切った。
 
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