2013年8月27日(火)
[385] 手がわれの術 #■合気道19:00~21:00/岩瀬、新徳
○テーマ:手刀の使い
・先週土曜、黒岩さんと何練習していたんですかと言うことで、同じことから始めた。間合いはまあまあだったので、手刀の微妙な使いがテーマとなった。技までやりたいとの我が儘を叶えて、一教表で行った。黒岩さんは突き手で、新徳くんは短刀で。その導入のほうが、各人、手がわれの術を掴みやすいようである。
・手がわれの術は、揺らぎの術の構成要素の1つである。
【歩み】
・余り、指摘することが無い。
・強いて言えば、足裏の付きが多少雑。無闇に進まない。
【短刀取り一教表】
・導入は、相手が右手で短刀を前にチラつかせて威嚇する。
・手順を踏んで相手を騙して、無重力空間にいざなう。
×無闇に入身して、相手の腕を押さえるのは、リスクが高い。
・テンポ良く行う。
・タッ、タッ、タタ。
×雑になってはいけない。
×休んではいけない。
・相手の剣先を、自分の正中線から外して、心臓の側部表面に手がわせる。
・手刀で、相手の切先(帽子)を包み込み、相手を制する。
・薬指で繋げる。
・相手の剣先が揺れれば、こちらも揺れるが、減衰させる。
・親指の先は天。
・指の間から、切先が見える。
×手の平を広げて相手に向け、待ったのポーズではいけない。
×四指を垂直に揃えては効果がない。
・手刀を摩り替えて、心臓の側部表面を切り替える。
・自分の斜め後ろに、風が流れていくように捌く。
・相手にとって、弱い手がいとなる。
・相手の正中線を取りたい者には、効果覿面。
・120度の空間ができる。
・手刀の包みで吸い込むようにして、後ろに流す。
×引っ張るのではない。
・相手に対する術に掛かりを感じ、表の空間の盲点に入身。
×無闇に突っ込んではいけない。
×廻り込んではいけない。
・相手が合わせて来たら、裏技に切り替える。
・手刀は、自分の体に隠れる。
・日没後も、太陽がまだ水平線下にあるような余韻で。
×振り切ってしまってはいけない。
・相手を呼び込むのであって、自分から突っ込まない。
・逆の手刀で、下から相手の手首に、薬指で触れる。
・抵抗無くスッと持っていく。
×下からグウッと掬うのではない。
×横から触れに行ってはいけない。
×全部の指で触れに行ってはいけない。
×押し込んではいけない。
・親指を外し、親指と薬指で相手の手首に触れる。
×掴んではいけない。
×深く指を入れてはいけない。
・相手を吸い寄せる。
・反射で帰ってくる感じ。
・相手と自分の融合軸を動かして、転体する。
・相手の上澄みの一部分を動かす。
×相手の腕を持って、ガンガンに攻めるのではない。
×引っ張ってはいけない。
×捻回してはいけない。
・月の裏側が決して見えないような回し。
・今日のテーマは、非常に感覚的なことであり、1つの導入方法で習練したに過ぎない。生兵法は大怪我のもととならぬように。