ガレコレ
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 ゆずFeS
 コロナ禍で生活している中で、理想の実現を求めて突き進むやり方に疑問を抱いています。

 仕事の中には、コロナ禍で全くできなくなった仕事もあります。ガレコレでは、シュノーケリングにおいて軽機材のレンタルができず、岩瀬自身が低体温症で足指を痛めてしまったこともあり、シュノーケリングガイド(最盛期:5年間、およそ延べ200人/3ヶ月)は廃業同然になっています。イベントのお仕事も、ゆずFeS以外は、企画止まりです。



 コロナを恐れてばかりではいけないと、第6回ゆずFeS(2021年2月14日~3月14日)では、体験プログラムをミニイベント・マイクロツーリズムと称して、小さく小さく開催しました。幸い、コロナ感染者は出ませんでした。開催終了後、中芸住民からは、賛同が半分、全否定が半分といったところで、想定通りといった感じでした。

 第6回ゆずFeSの準備期間中に、安芸在住で田野町で活動していた男性1名がコロナ感染者と判明しました。直近の年末年始では、飲食店での忘年会・新年会が全滅しました。たった1名の感染者で、計り知れない経済損失でした。



 今年度も、コロナに関しては全く不透明で、感染者は増え続けています。東京オリンピックでは、無観客開催もようやく議論されており、最悪を回避できることを願っています。

 中芸地域のイベント・お祭りは、ことごとく中止が決定されています。コロナを制御した運営ができず、誰も責任が取れないからです。

 岩瀬は、デルタ株の出現・動向から、中止の決断は妥当だと考えます。なお、今後、ワクチン接種率は無意味になっていくとも考えています。ワクチンは、世界的パンデミック下における緊急措置であり、現時点回避には有効ですが、近未来を約束するものではありません。



 そんな中、第7回ゆずFeSは、10月中旬~11月中旬で、開催準備を進めることになりました。もちろん、悪状況になれば、開催中止になります。

 岩瀬は、無理矢理に開催するより、今まで準備すべきことが抜け落ちていたところを整えることを提案してきました。事務局からは開催中止はあり得ない、先のワーキンググループ会議でも同様で、開催を前提に進めることになりました。



 先のワーキンググループ会議では、メンバーのほとんどがオブザーバーで、開催すべしで徴集されたお役所寄りの方々ばかりです。案内人を除いて民間は2名だけで、議決も取れず、どうにもなりませんでした。

 ゆずFeS古参の曽根くんが自ら「代表やります」と言ってくれたので、お願いしました。こんな状況下なので、柔軟な対応で進めて行って貰えたら幸いです。開催中に関係者内でコロナ感染が判明した場合、対処方法、ならびに、各案内人を守る手段を議論されておくことをお勧めします。



 果たして、第7回ゆずFeS開催は、案内人(民間だけではないが)にとって、メリットに傾くのでしょうか? 協議会の総意? 協議会への忖度? また、高知県庁や文化庁は、どういうスタンスなのでしょうか? 事務局やオブザーバーの方々は、自分のお仕事と捉えて邁進されるのは結構なことですが、周りが見えなくなっていて、民間を疲弊させて損害の渦に巻き込むことは、如何なものかと思います。



 なお、後日、事務局から「勝手に動くのは慎んで下さい」という意味合いのメールを頂きました。協議会は威圧的ですねえ。岩瀬は、協議会だけの活動がすべてではありません。むしろ、ご指摘のあった個人・団体は、協議会の方々より深く個人的な付き合いがある方ばかりです。それでなくても「協議会が個人の活動を制限すること」は、威力業務妨害で違法です。

 岩瀬が協議会に提出した企画書を、事務局が捏造して私物化するだけでは飽き足らないのでしょうかね。この件は、全く解決しておりません。

 何も、学んでおられません。協議会が中芸住民から総スカン喰らっている理由は単純で、改善することも、しんよいことです。
 
 多数お集まり頂きまして、ありがとうございました。途中退出されたTさんにも、本当は感謝しているんですよ。ただ、ゆずFeS代表として、民間としての立場から、明確な態度を示しておかなければいけないので、済みません。

 岩瀬は、今年度は準備に徹して前進したかったのですが、よく見渡せば案内人を除いた民間メンバーは2名だけで、オブザーバーばかりの集まりです。民間の感覚や意見は通るはずもなく、暖簾に腕押しという感は否めません。結論から言うと、第7回ゆずFeS(2021年10月中旬~11月中旬)を開催する運びとなりました。



 事前準備として、やらなければいけないこと、やりたいことはいっぱいあります。①顧客管理、②参加申込受付の改善、③案内人募集方法の確立、④告知方法の改善、⑤インターネットサイトの確立、⑥Zoom開催、⑦参加者とのコミュニケーション、⑧プロモーションビデオの配信、⑨企画書の作成などなど、挙げれば切りがありません。開催と並行しては、試行錯誤するにもマンパワーも無く、十分にできません。コロナ禍で、いいタイミングだったのですが、残念です。



 このゆずFeSワーキンググループ会議では、多数決も取れません。中芸の各自治体のイベントでは軒並み中止を決定していますが、『中芸のゆずと森林鉄道日本遺産協議会』のイベントは開催ありきで進めるしかないのは、岩瀬は誤りだと認識しています。「開催するしかないんですよ」と協議会の勝手な都合で詰め寄られて、民間ボランティアに押し付けられても、不信感が増すばかりです。

 第6回ゆずFeS(2021年2月14日~3月14日)では、何も無かったから良かったものの、中芸住民からは、賛同と同じくらい、手厳しいご批判も頂いております。協議会の方々に、耳に入ることはありません。あの時点よりも、状況が悪く、秋における見通しは全く立ちません。第7回ゆずFeSを開催したいなら、協議会だけでやって下さいというのが本音です。

 第7回ゆずFeS開催のメリット・デメリットを天秤にかけるとしたら、現時点では、遥かにデメリットに傾きます。コロナ感染者が出たら、連座制ですべての体験プログラムを中止にせざろうえず、風評被害も計り知れません。現在、個々の案内人さん達は、インターネットも駆使して、ようやく集客に目途が立ったところです。ゆずFeSよりも、遥かに地道に頑張っておられます。もちろん、岩瀬もそうです。ちなみに、田野町関連でコロナ患者が1名出ただけで、直近の年末年始、飲食店では忘年会・新年会がすべてキャンセルの嵐で、総崩れでした。

 ワーキンググループ会議に出席者の皆さんは、上記のことを理解されていても、『開催するしかない立場』というのは、組織の恐ろしいところです。戦略的撤退を知らず、親方様の顔色だけみている武将は、例え勝ったとしても、大切な部下を多く死なせてしまいます。今回、そうならないことを祈ります。まあ、東京オリンピック後に、再考されればいいと思います。



 東京オリンピックも、ここまで引っ張ったら、どんな状況下でも、直前の中止はありえません。有識者が考えれば軽く見積もっても1オーダー上昇で、9月中旬には東京で5,000人/日を超えてくる覚悟が必要です。地方も、高知県も、蚊帳の外ではいられません。日本政府は、コロナウイルス拡散に関して、東京オリンピック開催の影響は最小限で、お盆休みや活発な若者が原因と、苦しい言い訳をすでにご用意されていることでしょう。正直なところ、東京オリンピックのためにワクチン接種しているのではなく、お盆休みに帰省したいから、いろんな活動したいから、やっているんです。仮にもそんなこと言ったら、国民から総スカンです。

 自分も、海のイベントで、開催の有無の決定に苦慮したことが何度もあります。嵐で中止ならともかく、快晴なのに波や濁りが強いときは、活動を限定して開催できないかと悩みます。うねりは、小さく見えても馬鹿に出来ません。アンドンクラゲの発生期間は、濁っては水に浸かることも不可能です。問題が起きてから、ケースバイケースとか、想定外という言葉は、絶対に使いたくありません。判断基準がブレないことが肝心であると、身に染みて知りました。

 開催だけが前進とは限りません。そんな考えでいたら、ガレコレなんて3年ももたなかったでしょう(ちなみに2004年から継続中)。やり方と道具とある意味優秀な人材が大切です。岩瀬も走りながら考えるタイプですが、あかんと思ったら、立ち止まって凌いで、次に備えます。

 コロナ禍の今、まさにそうです。まだまだ、そうです。焦りは禁物です。ワクチン接種が広がれば人類の勝利という、世界は頓珍漢な方向に進んでいます。今回のワクチン接種は、あくまでも緊急措置です。そんな単純な考えで、国民を安心させては、昨年より酷い有様になると断言できます。



 余談ですが、日本政府と各自治体が、ワクチン接種体制づくりに力を注いだこと自体には評価します。しかし、接種スピードを上げようと、無駄に税金を投入し続けていることには、否定します。スピードが上がれば、ミスも増え、処理できないことも増え、見えないものも増え、適当に誤魔化すしかなくなります。最速が最善とは限らないことを、認識して行動すべきです。そして、ターニングポイントを見極めることが大切です。そして、デマ(すべてがそうではない)より、見え透いた嘘で塗り固める方が罪であると考えます。



 さて、ブレークスルーがどこかに無いかとあぐねいていたところ、曽根くんに振ると、代表に自ら手を挙げてくれたので、そのままお願いしました。曽根くんは、ゆずFeSの古参でよく理解していますし、岩瀬が「この組織は煮ても焼いても喰えない」と、半ばあきらめて代表を続けるより、よっぽど働いてくれることと思います。



 岩瀬が代表を受ける際に、自由にやらせてくれるという約束は、全く反故にされました。第6回ゆずFeSは、試金石として、我慢に我慢しました。すべてがすべて協議会の意向ではないと推察しますが、忖度もあって、事務局が上書きしてしまいます。企画書ですら、事務局によって都合のいいように書き換えられて上層部にあげられており、大問題であると抗議しましたが、どれだけ重要なことかは、理解されていません。

 もう1つの約束は、代表の任期は2年で、年間2ヶ月ぐらいのマンパワーを掛けますでした。半年で、すでに2ヶ月以上のマンパワーを掛けてしまいました。本業が疎かになりますし、第8回には代表に復帰すればいいとおっしゃいますが、そのときには次の行動に移っていますので、事前準備が不十分な状態では、お引き受けするのも難しいと考えています。まあ、ゆずFeSは良い仕組みなので、火を絶やさずにやっていってもらえたら幸いです。



 なお、ゆず狩り体験は、WinWinで行きましょうと、協議会担当者とお互いに示し合わせております。ガレコレはファミリー層、協議会は修学旅行をターゲットにして、今年度、それぞれ実施することにしています。お楽しみに(^^)

 とは言っても、コロナ変異株で秋には大変なことになるのが、脳裏に浮かびます。ゆず狩り体験も、ガレコレ単独で進めている各種イベント企画も、実施が叶わないかもしれません。



P.S.
 
ポスターやガイドブックのデザイン・構成は、上村菜々子さんのチームにやってもらえそうなので、唯一、岩瀬の願いが叶ったかなと思っています。楽しみにしています。



P.S.2
 
岩瀬は、ゼネコンで約10年間教育を受けたこともあって、手待ち・手直し・手戻りの三手を踏むことを、特に嫌います。協議会には、もううんざりです。



P.S.3
 
ガレコレというより岩瀬は、裏切るような自分勝手な人間とは、何も知らない若者ならいざ知らず、組織上どうであれ、二度と組みません。気が合う輩だけで組み、独自の判断で動ける少数精鋭にて、最大の成果をあげるのが、ガレコレの本来のやり方です。なので、協議会にすがる必要もありません。協議会のイベントは、協議会だけでやって下さい。協議会発足から何年も経っており、中芸住民の大多数から見放されている協議会ですが、これ以上何から見放されるのでしょうか?
 

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