■合気道
1ヶ月ぶりの合気道場です。3月は自分自身の練習もほとんど出来ず、こんなに合気道から長く離れていたことは、今まで経験がありません。何せ昔から、怪我や病気の時も、このような場合にはどう戦えるかと、無理して動いてしまう大馬鹿者ですから。幼い頃に病弱で、痛みに慣れているという意識から出来るのかも知れません。
4月に入るも、大雨に出鼻を挫かれてました。
本日は、一番弟子と二人きりでしたので、『初動』について、レベルアップして稽古しました。
【初動】
・初動とは、相手が攻撃を仕掛ける直前から、相手と接触するまでの捌きです。
・相手の攻撃が不完全になる効果を狙っています。
・間合いと軸と手刀の変化により、相手に適度な圧力(プレッシャー)を与えて、それを解放します。
・間合いは、相手の攻撃間合いの境界線を踏みます。『影踏み』と呼んでます。相手が打ってくるのではなく、相手に打たせるという感覚も大切です。
・手刀は、下から相手の手前に出現させます。中央ではなく、接触するであろう側とは反対側に、相手の顎を摘みに行くように出します。相手の目を突く訳ではありませんが、相手の片目の視界に干渉します。これまでの稽古では、相手への触れを修得する為に、圧力を省いた形で教えています。
・圧力をかけた手刀と同時に、二軸法により相手に見させていた軸を、頭の中でパッと切り替えて消します。この瞬間以降を「相手と自分を微重力空間にいざなう」と表現しています。
・手刀を振り回していては、遅れを取ります。落下と跳ね返りをイメージして、手刀を速やかに移動させます。
・初動直後の接触からは、相手の手首よりも相手の肘ないし肘裏で制することに注力します。
・表技五教手首極め、裏技小手返しで練習しました。
【突き表技五教手首極め】
・相手の伸びてくる突きを制するように、相手の肘裏に手刀を斜め方向に入れて、滑らせて浮いた手刀の手先を相手の前腕に被せて、前腕同士を絡ませます。手刀は軽く『への字』になり、相手の突きが入って来ないようにしています。
・いきなり、相手の手首を掴みにいきません。相手の手首袖口において、蕾の手刀にて軽く絡めて、動きの中で親指を伸ばして、相手の手を取ります。
【突き裏技小手返し】
・表から裏への手刀の切り替えが難しいでしょう。手刀を残しつつ、間合いを維持しながら、軸を切り替えます。相手からの風圧に乗って押し戻されるも、すぐに波が返るようにして相手の肘にくっ付きます。
すみません。
ガレコレに設置してあるコンテナの移送の為、部屋に荷物が散乱しており、道場が開けない状況です。かつ、年度末に仕事が集中してしまい、てんてこ舞いで、体調も芳しくなく、休みにしました。
なお、4月3日は、大雨の為、休みにしました。
休みのメールを見てなかったようで、四畳半のスペースで2人で練習しました。以後、電話で最終確認することにしました。
【剣の弱点】
【正面打ち 裏技 小手返し】
【突き 裏技 側面入身投げ】
by Network Communication Note